日本の偉人

日本の偉人を紹介していきます。

役小角

修験道の開祖

634年から701年に活躍した呪術者である。修験道の開祖とされている。実在の人物だが、伝えられる人物像は後世の伝説によるところが大きい。「役優婆塞(えんのうばそく)」、「神変大菩薩(じんべんだいぼさつ)」、「山上様(さんじょうさま)」とも呼ばれるが、「役行者」(えんのぎょうじゃ)の呼称でも有名。山林で修行し、金峯山で仏樣の出現を強く祈ったとき、金剛蔵王権現の姿を感じ、これを本尊として修験道を開きました。

修験道

日本古来の山岳信仰が仏教などの影響のもとに習合された日本独特の宗教。大自然そのものを神とし、その顕現を仏とし、霊山を修行の場として過酷な苦行を行い、 超人間的な験力をたくわえて衆生の救済を目指す実践的な宗教。修験者は、山伏という名でも呼ばれる。

汁かけ祭り(汁掛祭)

奇祭と言われる野口神社の祭り。役小角が15歳の時、長者の娘に惚れられる。しかし、修業に忙しかった役小角は相手に出来なかった。すると怒った娘は大蛇になってしまう。それを見た村人が驚いて味噌汁をぶっかけて逃げる。この出来事に起因して、その出来事が起こった5月5日に汁かけ祭りが行われる。

前鬼と後鬼

役小角生駒山にて前鬼、後鬼と出会う。2匹は人に害を成す荒神だったが、役小角の呪縛で自由を奪われ、最終的には弟子になる。

大峯奥駆修行

1300年前に役小角によって始められた大峯奥駆修行。吉野山蔵王堂から、和歌山県の熊野本宮・那智大社までの山々を、およそ百八十キロを縦走する山林修行のこと。「西の覗き」と言われる修業が有名。新客(初入行者)は肩に命綱をかけて、断崖絶壁から逆さづりにされ覗きの行がおこなわれます。「信心怠らないか」「親孝行するか」「奥さんを大事にするか」と言う風に、次々と出される問いに、ただ々「はい」と絶叫する捨身行。

 

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