日本の偉人

日本の偉人を紹介していきます。

柳生宗矩

政治力に優れた剣豪

江戸時代初期の武将、大名、剣術家。徳川将軍家の兵法指南役。大和柳生藩初代藩主。

剣術の面では将軍家御流儀としての柳生新陰流(江戸柳生)の地位を確立した。

政治力が強いことで柳生十兵衛との対立が描かれることが多いが、剣豪としても高く評価されており、「古今無双の達人」「刀法の鳳(おおとり)」「剣術無双」などと賞賛されている。
3代将軍となる徳川家光の兵法指南役となり、剣術(新陰流)を伝授して加増され、最終的に12,500石の大名になっている。

剣豪の中で大名にまでなったのは、日本の歴史上柳生宗矩だけである。

活人剣

「本来忌むべき存在である武力も、一人の悪人を殺すために用いることで、万人を救い『活かす』ための手段となる」というもの。
戦乱の時代が終わりを迎えた際、「太平の世における剣術」の存在意義を新たに定義したものである。一剣士としてだけに留まらず、「活人剣」「大なる兵法」「無刀」「剣禅一致」などの概念を包括した新しい兵法思想を確立し、後世の武術・武道に大きな影響を与えた。

武術としての剣術を武道に昇華させる端緒となった。

 

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